床の間代わりの大きな丸窓
こうして我が家のヘソが誕生した。演出次第では、季節感に満ちた生きた空間となるはずだ。ここには南からの光を求めて、畳二枚分の大きなハ...
単行本『建築家が自邸を建てた』(その歓喜と反省の物語) 第9章 1.飾りも適度に必要 の一覧です。
こうして我が家のヘソが誕生した。演出次第では、季節感に満ちた生きた空間となるはずだ。ここには南からの光を求めて、畳二枚分の大きなハ...
廊下の床はコルクタイルにする予定だったので、段差はつけないで、代わりの素材を探すことにした。そもそも妻が夢にまで見た床の間付きの和...
最初の案では、階段を上りきった正面は、妻の達っての願いで、床の間を兼ねた和室になる予定だった。ここから居住スペースが始まる第二の玄...
いくら緩い階段でも、二回も連続して続けば、その往復は単調で退屈な時間となるに違いない。そこで、途中の踊り場あたりに何か楽しげな装置...
我が自邸の上下の関係を少し説明したい。まず玄関を入って靴を脱ぎ、階段を14段上って二階に至る。ここには私の事務所へ入るドアがあるだ...